教会内諸団体活動 昨年度報告・今年度方針

司祭 パウロ 上原信幸

■聖歌隊

  主の御守りと皆様の温かい支えの中で二〇一四年の聖歌隊の奉仕を行うことができましたことを感謝申し上げます。二〇一四年は、棕櫚の日、イースター、聖霊降臨日、教会記念日、クリスマスに聖歌隊として奉仕させていただきました。また、月一回のうどん奉仕やバザー出店もさせていただきました。
 私たちは、歌うことで神様に奉仕することを喜びとするメンバーが集まり、毎主日礼拝後、発声練習から始め、次週主日の会衆聖歌の練習と大礼拝の聖歌の練習をしております。また、月に一回ボイストレーニングの先生を迎えて、質の向上を目指して頑張っております。まだまだ未熟な私たちではありますが、感謝の気持ちを持って励んでおります。
 アルトに若く強力なメンバーが入会して、現在、ソプラノ四名、アルト五名、テナー二名、ベース一名、オルガニスト一名ですが、アンバランスな状態です。魅力的な声の男性を募集しております。年齢容姿は問いません。ぜひご一緒に歌いましょう。お待ちしております。
 主の御守りの中で、善き働きを行うことができますように、皆様の温かいご支援をお願い申し上げます。
  報告者:岸上雅美

■GFS

二〇一四年活動報告
 昨年夏のGFS研修会は神戸教区の担当でした。神様のお導きと祝福を頂き、参加者の皆様、当教会の多くの方々のご協力の内に無事成し遂げられたことに改めて感謝いたします。昨年度の活動は@聖布の管理とオルターのお仕事で使われるタオルの洗濯。Aイースター・エッグ作り。Bバザー。Cクリスマスプレゼント作り。D世界祈祷日礼拝実施。E炊き込みご飯の月一回提供。FGFS事業部で取り扱い商品として扱ったボールペン、シャーペンの販売は皆さまのご協力のお陰で収益を上げることが出来、本部会計に納めることが出来ました。この仕事は今年度も引き続き残っていますので三月に新しい物を決めてメンバー一同頑張りたいと思っています。尚、ボールペンが少し残っていますので、よろしくお願いします。研修会担当者は七年に一度の周期で周ってきますので、その時に引き続き受けられるように力を蓄えていなければなりません。主教様から「GFSの『G』はGirlの『G』ではなくGrandmotherの『G』だな」とからかわれています。「歳をとっても気は若い」という意気込みで活動に取り組むつもりです。そして小さな集まりですが若い方達にも解って頂けるようにしたいと願っています。GFSのモットーである「互いに重荷を負い合いなさい」とのみ言葉のもと、ご奉仕を続けたいと思っていますので皆さまのお祈りとご協力をよろしくお願いいたします。
  報告者:相澤敏江

■アコライト

  アコライト(十字架奉持者、燭台奉持者、奉献時・陪餐後の奉仕などを務める)は礼拝の時に、祭壇の上で信仰と体をもって、神様を感謝・賛美する奉仕者のことです。昨年度の主日聖餐式のアコライトのメンバーは、高校生三名、聖職候補生一名の計四名でした。
 三月には、高校生のうち二名が高校を卒業し、新しい学びの場などに歩んでいき、アコライト奉仕も少し難しくなるかもしれません。神様の前で奉仕してみたい、と思われる方、一度アコライトをやってみませんか?また、ご家族の中でも、一度お声かけしてくだされば、幸いです。

■オルタ―・ギルド

 オルター・ギルドは祭壇奉仕をします。聖餐式の準備と後片付けをし、それに伴う道具や器を整えたり、暦に合った祭色の礼拝用具と式服を用意し、行事前にはリネン・クロスやコッタ等の洗濯やヴェストリー等の掃除もします。教会にあるもの一つ一つに意味があり、ヴェストリーのシンクは下水道に通じていません。それは聖別されたもの(パン、ぶどう酒、聖水)等を入れる器を洗い、そこで流された水は地中深くに流されて自然に返されるようにする為です。オルター奉仕活動をするにあたり、祈りを以って成されることで、その活動は献げ物となります。来たる大斎節第五主日の三月二十二日には、シュロの十字架を作ります。信徒の皆様にはたとえ一本でもご奉仕いただければ、うれしく思います。又、私たちオルター・ギルドだけでなく、教会やお庭の掃除をされる方々にも言えることですが、私たちの手で主の家を清める事で、私たちの身と魂をも清める事になるのではないでしょうか。奉仕をすることを面倒がらずに真摯な態度で活動してまいります。
  報告者:八代英子


2013 the Cathedral Church of St.Michael diocese of kobe nippon sei ko kai