4月の出来事

司祭 パウロ 瀬山公一

≪牧師任命式≫

 4月3日(復活節第2主日)の礼拝の中で、中村豊神戸教区主教によって、4月1日付けで神戸聖ミカエル教会牧師として任命された、瀬山公一司祭の牧師任命式が行われました。

訃 報

  • 4月3日(日)午後9時頃クリストファ進藤(しんどう)正男(まさお)兄が81歳で逝去されました。 5日(火)通夜の祈り、6日(水)葬送式が、それぞれ神戸聖ミカエル教会で行われました。
  • 4月17日(日)午後10:40イグナシオ宮城(みやぎ)康(やす)亘(のぶ)兄が84歳で逝去されました。 18日(月)通夜の祈り、19日(火)に葬送式が、それぞれ神戸聖ミカエル教会で行われました。

 お二人の魂の主にある平安と、ご家族の慰めのためお祈りください。
 イグナシオ宮城康亘兄は、数年に亘ってがんの治療をされていました。 延命治療は行わないということでしたので、ご自身もご家族も覚悟はしておられました。3月27日の復活日礼拝と4月3日の牧師任命式にもご家族で教会に来られて、皆さんとお話をされていました。その後に、緊急入院をされましたが、しばらくは顔色もよく、笑顔で会話もされていました。しかし徐々に食欲が無くなり体力も低下し、奥様の智子姉、ご子息の康人兄に見守られながら安らかに主のもとに召されました。そのお顔はとても安らかで、優しい笑顔を浮かべておられるようでした。神戸聖ミカエル教会でおこなわれた、通夜の祈り、葬送式ともに百数十人の方々が、祈りを献げ、お別れに来られました。宮城康亘兄の魂の平安をお祈りいたします。

≪新メンバー紹介≫

 神戸聖ミカエル教会副牧師 司祭ペテロ中原(なかはら)康(やす)貴(たか)

 4月1日付で神戸聖ミカエル教会の副牧師に任命されました。神戸聖ペテロ教会の牧師と神戸国際大学のチャプレンも兼任しているので、いつも教会にいるわけではありませんが、ミカエル教会の皆さんとご一緒に礼拝し、福音の喜びを共有できることを楽しみにしています。
 5年前にお会いした、ある俳優さんから「遠藤周作の『沈黙』の撮影に参加した」という話しを聞き、何十年ぶりに『沈黙』を読み返したことがきっかけで、キリシタンと日本キリスト教史にハマってしまいました。世界が注目するキリシタンの素晴らしさも、皆さんと分かち合えればと思っています。
 どうぞ、よろしくお願い致します。

  北関東教区神学生 ミカエル大(おお)山(やま)洋(よう)平(へい)

  現在、ミカエル教会の副牧師館に住まわせて頂き、平日はオリンピアで働き、土日は教会にて奉仕をさせて頂いております。家族は信徒ではないのですが、縁あって小学校1年生から埼玉県にあります、大宮聖愛教会の日曜学校に通うようになりました。神戸教区とは、大学生の頃に中高生大会や青年会に参加させて頂いた縁があります。 最近よく読んでいる聖句は、ハガイ書2:4-5です。捕囚後、第二神殿を建設する際に神さまから送られる言葉であります。「勇気を出せ、働け、私はお前たちと共にいる」という神さまからの言葉を胸に、新しい土地でよいことも悪いこともお献げする生活を目指しています。色々と足りない私ではありますが、ご指導と共に、祈りお支え頂ければ幸いです。

 神戸教区神学生 バルナバ永(なが)野(の)拓(たく)也(や)

  4月から瀬山公一司祭のご指導のもと、神戸聖ミカエル教会で主日実習を行わせていただくことになりました。出身教会は神戸聖ヨハネ教会です。高校までを神戸で過ごした後、京都の同志社大学神学部と神学研究科を卒業し、群馬の共愛学園中学高等学校という学校で聖書科の教員をしていました。現在28歳で今年度より、神戸教区の神学生としてウイリアムス神学館での学びをスタートさせていただいております。 生まれも育ちも神戸ですので、ミカエル教会には何度も足を運ばせていただいたことがありますが、教区の神学生として真っ白な気持ちで日々の実習を行わせていただきたいと考えています。瀬山司祭を始め、多くの聖職の方々の姿を身近で見させていただき、そして信徒のみなさんとの交わりを通して、仕えることの意味や私自身の召命について問い続けていきたいと思います。1年間ご指導・ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

「聖婚式」

  4月16日(土)に藤村(ふじむら)幸司(こうじ)さん・絵里(えり)さんの聖婚式が神戸聖ミカエル教会で、中村豊主教の司式により、坪井智執事の説教、原田佳城司祭、里香子姉の立会いのもと行われ、約150人の方々が参列されました。 式後は地下ホールで盛大な披露宴が行われました。 お二人のこれからの生活の上に、神様の豊かな祝福がありますようお祈りください。


2013 the Cathedral Church of St.Michael diocese of kobe nippon sei ko kai