教会バザー盛大に |
司祭
アンデレ 中村 豊
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11月4日(月)恒例のバザーが午前十時より行われました。昨年は雨にたたられ、会場を教区会館地下駐車場に急遽移動し事なきを得ましたが、今年は強い風がしばしば狂風となり、テント内の品物が飛んでいかないよう売店担当者は四苦八苦。幸いなことに昨年以上の来場者があり、食べ物が午前中に売り切れてしまうという事態となりました。有難いことですが、反省の一つとしなければなりません。バザーには教会員や教会関係諸団体や個人の協力や奉仕を毎年仰いでおりますが、今年は聖歌隊がコーナーに加わりました。神戸国際大学学生の方々多数も応援に駆けつけて下さいました。感謝いたします。 赤ちゃん三人授洗 11月10日、幼児・子ども祝福式に先立ちフランチェスコ有田喜平(きっぺい)くん、アグネス田中亜実ちゃん、マリヤ小松原美波(みなみ)ちゃんが洗礼を授かりました。愛と平和のうちに成長されますよう祈ります。 子供祝福式
神を冒涜する過激派 11月26日(火)午後、地下ホールで兵庫県基督教連合会総会と研修会が開催されました。講師にはヒュー・ブラウン牧師(西播磨キリスト教会牧師・神戸刑務所教誨師)が招かれ、「人生のターニングポイント」と題しお話をされました。ブラウン牧師は十五才のとき、IRA(アイルランド共和軍)に対抗するプロテスタント過激派に加入し様々なテロ事件に関与して逮捕されました。服役中に教誨師を通してキリスト教に触れ牧師になる決心をしました。「多くの人たちはカトリックのIRAやプロテスタント過激派の人たちを熱心なキリスト教徒と思いこんでいるがとんでもない。この人たちの口からは、冒涜すること以外に神という言葉は発せられないし、教会に足を運ぶことは絶対にあり得ない」ということです。北アイルランドでは15才の若者の90%が過激派組織に勧誘され、ほとんどがこれに加わってテロ事件などを引き起こします。逮捕された若者は刑務所に送られますが、特に教誨師の尽力により毎年何百人という若者が自分の誤りを認め悔い改めているということです。そのようななかで教会では超教派で若者たちの為に熱心に祈りを献げることを始めました。この祈りが教誨師たちの大きな慰めと力になっているのです。 |