7月の出来事

ガレージセール開催!

 去る7月3日(日)、主日礼拝後、中高生会・青年会主催でガレージ・セールがもよおされました。当日には衣服、雑貨のほか、手作りのケーキやジャム、中華料理のセットのご献品があり、盛況でした。お料理の方では日曜学校の子どもたちが店番をして、たくさんアピールしてくれました。雑貨やケーキの棚でも日曜学校の先生方や、品物を献品してくださった方みずからが切り盛りをしていただき、みんなで作ったバザーとなりました。垂水伝道所の中高生、青年たちも駆けつけてくれて、お店の番やお片づけまでいっしょに手伝ってもらい、あっという間に終えることができました。
 当日と、7日のレクイエムに出席していただいた方、10日も服や雑貨を中心に開かれたミニバザーの売り上げを合わせると、13万円以上となりました。ここに毎週開いている「カフェ」をあわせると20万円にのぼります。これら皆さまのご篤い支援を、「神戸教区室根プロジェクト(8月21日から25日)」に合わせて、中高生達の手を通して被災地へ直接届けられる予定です。皆さまの尊いご協力に感謝申し上げます。

婦人会バスツアー挙行!

婦人会バスツアー挙行!
  7月6日(水)、婦人会で淡路島は洲本へバスツアーに出かけました。婦人会の親睦と慰安をかねたこのツアーでは、洲本真光教会にて上原司祭の司式で聖餐の交わりを共にし、○○温泉で日ごろの疲れを癒しました。
 当日は、司祭を含め17名の参加。婦人会活動についても皆で分かち合い、充実した夏の旅となりました。姉妹の交わりに豊かな祝福がありますように。

神戸教区宣教協議会開会!

神戸教区宣教協議会
神戸教区宣教協議会2
 7月18日(月)海の日、神戸教区宣教協議会が開かれました。会議の冒頭、中村豊教区主教は『ミッション・ステートメント』と題する演説のなかで、教会が現在までに実施してきた宣教・牧会活動を謙虚に振り返り、今後、教会が進むべき道を話し合い、ビジョンとして共有していこうと呼びかけました。会議に先立って配布されたアンケートについて、多井委員より説明がされたのち、質疑応答、昼食をはさんでグループセッションに入りました。これまでとまったく違った見方で教会の現状を把握する試みに、当初は戸惑いもみられましたが個々のセッションでは活発に議論が交わされ、9つのグループの意見発表では示唆に富むさまざまな意見が提案されました。
 各教会の参加者はこの日の議論を持ち帰り、それぞれの教会の歴史とあり方を踏まえながら、次は皆様と明日の神戸教区・教会の姿を共に話し合うことになっています。

神学塾スクーリング開講!

 7月23日(土)、神戸教区信徒神学塾のスクーリングが大聖堂地下ホールで開講され、今年度「アングリカニズム(聖公会論)」を担当された大野清夫司祭(横浜教区)、「礼拝学」を担当された吉田雅人司祭(神戸教区)をお迎えしました。大野司祭は、聖公会の源流にケルト・キリスト教の豊かな霊性があることを指摘し、ケルト人の情緒、音楽的感性、自然との関わり方について日本人との間にある驚くべき類似性を説明されました。また、宗教改革以来の聖公会の歩みとその特質について熱く講義をされました。吉田雅人司祭は、当日配布された聖餐式についてのレジュメに従い、聖餐式文に表現されている聖公会神学について触れながら、わたしたちが神の民としてどのように神の恵みを受けつつそこへ応答してゆくのか、わたしたちが依って立つところは何かについて、道筋を示されました。
当日、受講者は35名を超え、二人の講師の話に真剣に耳を傾けていました。
大野清夫司祭大野清夫司祭
講義の様子講義の様子
吉田雅人司祭吉田雅人司祭

 なお、神学塾では来年度の受講募集を始めています。次回の科目は旧約、新約、礼拝、歴史、アジアとバラエティに富んでおります。ご期待ください。


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