5月の出来事

司祭 パウロ 上原信幸

管区新人 人権研修

 5月20日〜22日まで、管区事務所を会場に日本聖公会新人人権研修が開かれました。研修には、当教会の浪花候補生を含め、今年3月に聖公会神学院やウイリアムス神学館を卒業・修業した聖職候補生など9名が参加しました。
 研修内容は、日本聖公会第38(定期)総会で起こった差別発言についての講義。1963年に埼玉県狭山市で起こった狭山事件での冤罪についてのフィールド・ワークなどが行われました。最終日には、閉会礼拝として 大阪教区の大西修主教によって聖餐式が執り行われました。これからの日本聖公会新人教役者たちの働きのため、お祈りください。
 研修会には、神学生時代に当教会で主日実習を経験した北澤洋候補生(横浜教区・山手聖公会勤務)と石垣進候補生(京都教区・岸和田復活教会勤務)も参加されました。お二人はミカエル教会での実習経験を活かし、それぞれの教会で主のご用のために働いておられます。

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(写真:左から浪花候補生、石垣候補生、北澤候補生)

ミカエル・ガーデニング・サークル

 5月20日(火)に、ミカエル・ガーデニング・サークルが開かれました。教会北側の草抜きや、敷地内の鉢が入れ替えられ、教会庭の梅雨支度が行われました。また、庭の中では、百合やアジサイなどの花芽がつき、皇帝ダリアも成長を始めました。
 近年、教会北側の道を通られる方や教会に訪れる方が足を止めて、緑、紫、赤、白などの花や葉の色に染まった庭を眺めているところを目にします。ガーデニング・サークルの活動は、神様が創造された自然の素晴らしさを、ミカエル教会の庭を通して、道行く人々に伝えています。

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青空食事会開催!

 5月18日(日)の聖餐式後、青年有志たちによって、教会内で青空食事会が開かれました。当日は、快晴で風が吹けば心地よい天候の中、教区会館前にブルーシートを広げ、青年や中高生など15名でBBQを囲むことができました。
 都会の一角でありながらも、神様がつくられた自然を感じ、青年たちでお肉やお野菜を満喫し、よき交わりの時となりました。また、サプライズで、浪花候補生の歓迎会も行われました。
 青空食事会は、青年たちの何気ない会話の中から提案されて行われた有志たちによるプログラムです。普段の会話の中から、教会で何かできること、やりたいことなどが見つかれば、いつでもご提案ください。

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唱詠夕の礼拝って何?

 今年度より、神戸教区では奇数月の最終土曜日に「唱詠夕の礼拝」を大聖堂で行います。「唱詠(しょうえい)」とは、式文の祈りや詩編などを唱えるように歌うことです。唱詠夕の礼拝では、式文にある祈りや詩編を歌いながら行います。しかし興味がありながらも「わたしは歌うことが得意ではありません」「楽譜が読めません」という方もおられると思います。唱詠夕の礼拝では、教区大聖堂聖歌隊が礼拝奉仕をしてくださり、会衆の唱詠を手助けしてくださいますので、歌が得意でない方もご安心ください。今年は、5月31日、9月27日、11月29日、いずれも17時からです。どうぞ、お越しください。


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