7月の出来事

司祭 パウロ 上原信幸

ナザレ修女会報告

 去る5月28日(木)、ナザレ修女会会友会関東総会がナザレ修女会本院で開催されました。修道女様が各教区を回ってくださることが困難となり、近年は各教区の会友が関東地区の総会に参加させていただく形をとり、各地から70名(神戸支部から4名)が集いました。修女会のある吉祥寺周辺の街並みや公園は緑も鮮やかで、本院の庭も美しく整備されていました。
 この度はミカエラ三浦克子姉が、昨年10月よりのナザレでの生活を通して決心され、志願式を迎えられました。これから6年の間、修女になるための準備をされます。このような喜ばしい時に私どもが参加できたことに感動しました。
 次いで聖餐式では、谷昌一主教様(沖縄教区退職)から「祈ることの大切さ」についての説教を伺いました。ナザレ修女会本院では、聖餐式の代祷で毎日各教区のために祈りをささげています。この日は神戸・九州・沖縄教区の全教会が読み上げられ、また会友のためにも祈りが捧げられました。
 マナ修女はイギリスへ修行に行かれることになり、現在手続き中で近々出発されます。順霊母(88歳)と美代志修女(90歳)は日々生き生きと生活され、祈りをささげて下さっています。私たちもお返ししなくてなりません。また、各教区より多くの会友の皆さんがご奉仕してくだっていますことを感謝します。
 ナザレ修女会沖縄支部は、日々の生活から少し離れたいとき、ゆっくり沖縄の空気を味わいたいときに、少人数の研修会や黙想会でも利用できるようになったことが報告されました。今後ともナザレ修女会のため、ことに新しい修女様が与えられますようにお祈りください。 (覚前康子姉 記)


婦人会バス日帰り巡礼旅行

 去る7月7日(火)、七夕のこの日婦人会の日帰りバス旅行が行われました。大阪教区の大阪聖アンデレ教会と大阪聖愛教会、海遊館を訪問しました。大阪聖アンデレ教会では、牧師の義平雅夫司祭により聖餐式が捧げられました。同教会は朝の連続テレビ小説「マッサン」でも登場した教会です。交わりの時には義平司祭から、エリーのモデルとなったリタ姉が在籍された頃の貴重な資料を見せていただきました。また、近隣の聖愛教会を訪問し、齊藤 壹司祭のお話を伺った後、同教会の婦人会の皆様と楽しい交わりの時を持ちました。海遊館は、丁度2匹目のジンベイザメが飼育されることになったところで、大きな水槽を眺めながら涼しいひと時を過ごしました。

ふれあいクッキング12年の歴史に幕

 2003年からスタートし、12年間続いたミカエル教会福祉部主催の「ふれあいクッキング」が7月14日をもって終了となりました。
 ふれあいクッキングは、一人暮らしの方などが「料理を通じて交わる場」として毎月第2火曜日に12年間、行ってきました。しかし、近年では参加者が減少してしまったため、継続が難しくなってきたので、今年の7月を最後に12年の歴史に幕を閉じることとなりました。これまで参加者の皆様と、料理を通して楽しい時間を一緒に過ごせたことに感謝します。

中高生会・夏の親睦会開催

 7月19日(日)には、ミカエル教会の中高生会による「流し素麺大会」が行われました。中高生たちは、主日礼拝後から雨樋を使って流し素麺台作りと夕食の準備をし、夕の礼拝に参加した後に、自家製流し素麺台から流れる素麺を食べて、楽しい交わりの時を持つことが出来ました。中高生たちが自分たちで企画し、自分たちで教会に友達を招くことは教会にとって大きなの喜びです。
 これからも中高生たちの成長とその働きのためにお祈りください。参加者は全員で17名。

徳島インマヌエル教会日曜学校訪問

 7月22日(水)に、徳島インマヌエル教会の日曜学校の生徒と保護者の皆さん約20名が、ミカエル教会へ遠足に来てくださいました。子どもたちは、初めて来たミカエル教会がインマヌエル教会よりも大きことにビックリしながらも、聖堂でお祈りをお捧げしました。更にパイプ・オルガンの演奏を聞き、パイプ・オルガンについてのお話を聞きました。パイプから音が出ることや、音が変わることに子どもたちは大喜びで、楽しいひと時を過ごすことが出来ました。


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