3月の出来事

司祭 パウロ 上原信幸

上原司祭ご一家・浪花執事送別会

 3月12日(土)16時から上原司祭ご一家と浪花執事の送別会が、教会の地下ホールで行われ、約80名の方々が参加されました。
 送別会では、交わりの中で、ミカエル教会での思い出を語り合いながら、楽しいひとときを過ごすことができました。上原司祭は4月から岡山聖オーガスチン教会へ。浪花執事は島根県の浜田基督教会へ赴任されます。
 上原司祭は2001年〜2005年にミカエル教会の副牧師をされた後、米子聖ニコラス教会へ転勤されました。そして、2010年からミカエル教会勤務となり、牧師として耐震会衆工事、パイプオルガン設置、地下ホール改築などに携わられ、また多くの方々を教会へと導いてくださいました。
 浪花執事は当教会の出身で、神学校卒業後、2014年から2年間勤務され、昨年の3月には執事に按手されました。
 新しい地へ勤務されるお二人の働きの上に、神様の祝福がますます与えられますように、お祈りいたします。

十字架の道行き礼拝

 去る3月6日(日)9時半から神戸聖ミカエル教会地下ホールで、十字架の道行き礼拝が行われました。「十字架の道行き礼拝」とは、イエス様が死刑宣告を受けらた後、十字架につけられ、墓に葬られるまでの出来事を14枚の絵として掲げたステーションを周りながら、その絵画1枚ごとに描かれた十字架の出来事を覚えて、お祈りをささげる礼拝です。当教会の十字架の道行き礼拝の絵は全て、代々の日曜学校の子ども達が貼り絵で作ってくれたものです。

東日本大震災5年記念礼拝

 2016年3月11日をもって東日本大震災から5年の時を迎えました。これを記念して、神戸伝道区では、3月6日(日)15時から東日本大震災記念礼拝を神戸聖ミカエル大聖堂で行いました。
 礼拝前、2011年3月11日から2016年までの東北教区小名浜聖テモテ教会の働きが、スライドで紹介されました。震災発生当初、津波などの被害によって、多くの人々は食料に困り、救援物資を受け取るのに長蛇の列に並ばなければなりませんでした。その中にあって、小名浜聖テモテ教会は、全国から届けられる救援物資の受け取り場所となり、福祉施設などに物資を送り届ける活動をしてきました。
 礼拝の司式は、神戸伝道区の教役者全員で行いました。また礼拝中、松蔭中学高校チャプレンの坪井智執事による震災当初のボランティアについての奨励や、東北教区の越山建蔵司祭の説教がありました。
 5年経った今もなお、東日本大震災によって困難な状況の中にある人々に、一日も早い問題の解決が神様によって与えられますように、お祈りいたします。

世界祈祷日、ミカエル教会で開催!

 3月4日(金)13時半からカトリック、プロテスタント、聖公会などの超教派で、世界祈祷日の礼拝が当教会で執り行われました。今年はキューバの教会が立案した式文で祈りがささげられ、約160名の方々が参加されました。
 世界祈祷日は、女性を中心として世界各国の教会が教派を超えて行う礼拝です。世界各国の教会が毎年交代で、礼拝の企画を行い、それぞれの国の紹介や課題を分かち合い、理解を深めます。そして、その働きや問題の解決のために祈りをささげます。

聖週中のミカエル教会

 3月20日(日)復活前主日 シュロの十字架の祝福が行われました。24日(木)聖木曜日礼拝では司祭按手の更新と聖油の祝福。25日(金)には受苦日礼拝が行われ、約50名が「十字架上の七聖語」に耳を傾けました。26日(土)イースターエッグなどイースター準備が行われました。

新牧師紹介

 パウロ瀬山公一司祭 1991年12月司祭按手 浜田基督教会出身。神戸聖ミカエル教会、徳島インマヌエル教会、松江基督教会、明石聖マリア・マグダレン教会、再度の徳島インマヌエル勤務を経て当教会に着任。現在神戸教区宣教部長の役割を担われ、4月より主教座聖堂参事長・神戸伝道区長。5月から隔月の第4日曜日にミカエル・ペテロ・昇天の3教会で説教者交換が始まり、地域教会協働の要としての働きが期待されています。

新副牧師紹介

 ぺテロ中原康貴司祭 2004年3月司祭按手 徳島聖テモテ教会出身。松山聖アンデレ教会、高松聖ヤコブ教会勤務を経て、現在神戸聖ペテロ教会牧師。神戸教区会書記の役割を担われ、昨年までは広報部長として教区報「神のおとずれ」の担当者。 4月以降神戸聖ぺテロ教会と兼任。毎月第4主日の礼拝に勤務されます。週日のお働きは、今後牧師の瀬山司祭と相談の上で決まっていきます。

神学生紹介

 ミカエル大山洋平神学生  北関東教区大宮聖愛教会出身 立教中学・高校・大学を通してチャペルのアコライトとして活躍。教会生活と関係施設での研修のために来神。平日はオリンピアで働きながら、早朝聖餐と日曜日の礼拝奉仕をされます。  これまでも、広島平和礼拝や教区中高生大会にたびたび参加され、中高生等にも顔見知りが多い青年です。教会・関係施設だけでなく、地域との関係を深め、良き働き人としての研鑽を積んでいただきたいと思います。


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