7月の出来事

司祭 パウロ 瀬山公一

婦人会「一日バス巡礼の旅」

今年は福井県の小浜聖ルカ教会を訪問しました。2016年7月6日(水)7:30分聖ミカエル教会を出発、とても遠く感じていましたが、10時前教会に到着しました。古賀久幸司祭の司式、中原康貴司祭の補式で聖餐式をともに受けました。聖ルカ教会は創建(1887年)以来台風、洪水、雪害、地震等で損害がありましたが改修当時のままの姿を保ち、国の登録文化財の福井県1号に指定されています。また幼児教育、保育事業に力を入れておられます。礼拝堂内部は、救いの方舟、昔若狭湾を往来した北前船をイメージされた、和風の意匠がこらされて、古き良き時代が残る、心休まる素敵な教会に感動しました。礼拝後、信徒の方が若さを保つ方法について話され、一同聞き耳をたて聞き入っていました。しばらくの交わりを持ち、惜しみながら次の場所へと移動しました。昼食は若狭フィッシャーマンズワークで小浜の美味しい魚中心のお料理を頂き、古賀先生の心使いの、よく冷えたデザートが届き、笑顔一杯で頂きました。13時より遊覧船で蘇洞門めぐり、幾千年の波が創りあげた神秘の岩々、6qにわたる豪壮なすばらしい景観でした。研磨体験では、初めて体験する人が大半で、恐々研磨機に近付けました。出来上がると満足し持ち帰りました。婦人会も高齢、信徒の減少等きびしい事もありますが、神様の助けを戴きながら、内なる働き外なる働きをして行きたいと思います。道路の整備もよく、遠く離れた友とも会え、励まされ活力を与えられました。感謝


堅信式おめでとう

アッシジのフランシス木村元也兄は、7月31日(日)に中村豊神戸教区主教から按手されました。 どうぞこれからもよろしくお願いします。

大聖堂チャンセル・ステンドグラス
序幕式の祈り

 全能の神はいつの時代でもみ民を導いて祈りと賛美の家を建てさせ、それを祝して、主の民がみ言葉と聖てんによる奉仕の務めを行う場所としてくださいます。 いま、私たちは、岡田克子・佳知晃子両姉妹の逝去を記念し、この大聖堂の守護聖人である大天使ミカエルと、140年前、フォス・プランマー両司祭によってもたらされた聖公会の福音宣教の種がこの神戸で大きな実を結び、今日至っていることをあらわした、「港町コウベと聖ミカエル教会」のステンドグラスを奉献しようとしております。どうか、これを通して、わたしたちの信仰が強められ、雄々しく福音宣教の業にわたしたちも参与することができますように。このお祈りを主イエス・キリストの御名によってお献げいたします。
アーメン

大聖堂北側(主教座側) 大聖堂南

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